2018年6月21日。

宮城県仙台市に所在しているさくら並木宮城拠点。現在は主として過去に植樹した桜の経過観察やメンテナンス作業をしています。

先週の16日は鹿害が深刻な石巻市牡鹿半島の各浜で植樹した桜をチェックしてきました(牡鹿半島の桜は多いので数日に分けて過去に植樹した桜を全チェックをしていきます)。植樹時に防鹿対策はしてますが、それでも鹿に破られたり大きな台風などで破損したりと、大変な作業になりそうです。

しかし牡鹿半島の各浜の桜の防鹿対策の補修をしていくと、各浜の皆様も東日本大震災からの生活再建にお忙しい最中でありながら、一緒に植樹した大切な桜を鹿から守ろうと工夫してくれている浜(地区)も多くなりました。

それが何よりさくら並木ネットワークの励みになり、当会の厳しい東北地方での桜植樹活動の技術と知識のさらなる向上。そしてささやかですが、被災地域の皆様にもっと喜びを持たせたらというモチベーションにつながるものです。

いつもありがとうございます。

当会は被災地域の皆様の未来への歩みに寄り添い、心温かい活動を展開していきたいと思います。