東日本大震災を扱ったこの作品が、
2011年度(第84回)アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされています。
ルーシー・ウォーカー(Lucy Walker)監督作品。

震災後、4月下旬に初めて仙台市宮城野区に入ったとき、桜の花が満開でした。
被災地の方々は、満開の桜の木を見るたびに、
「こんな時でもきれいに咲いた」「この桜の木を見習ってがんばらないと」・・・
と、口々におっしゃていらっしゃったのを思い出します。

桜の花は日本人の心の花。

たくさんの桜の花が、
亡くなった方々への鎮魂となり、
津波の甚大な被害を代々に伝え、多くの人々の命を救い、
そして、復興地の近い将来に多くの人が訪れるよう、
美しくたくさん育ってくれる事を願わずにはいられません。
失ってしまった、多くの大切な尊い命に報いるためにも…