4月15日。岩手県釜石市鵜住居で行われた植樹のご報告です。震災と大津波の記憶を風化させずに未来に伝承する事は、とても難しい事です。

新入社員研修で毎年東北の桜の支援をしてくださる企業様。桜の支援のみならず、植樹にご参加くださる事で次の世代にも伝える事が出来ます。

世代を超えて語り継ぐためにもすばらしい取り組みです。

岩手県釜石市鵜住居地区

4月15日。「釜石の奇跡」で有名になった鵜住居での植樹。

海岸より500M足らずの川沿いに並んで建っていた釜石東中学と鵜住居小学校の建物は全滅してしまいましたが、中学生の機敏な判断と行動で在校していた570名の小・中学生全員が無事避難した学校の新築された校舎裏山です。

嵩上げされた広い土地に幼稚園、小学校、中学校の新しい校舎とグランド、プールの有る立派な施設が出来上がりました。ここの裏山の稜線部分に山桜20本程の植樹です。

今回はジューテックホールディングス㈱さんの新入社員研修の一環として参加した30名の新社員の方々と、15名程の地元の皆様との共同作業となりました。新人達は地元ベテランの皆さんと一緒に植樹や鹿対策の網掛け作業等に汗を流し、作業一段落後は見晴らしの良い高台から復興工事真っ最中の鵜住居を案内して頂いておりました。

植樹作業だけではなく、老若男女・地元被災者と非体験者の良い交流会にもなりました。