3月10日。

桜並木ネットワークでは、植樹会の準備とメンテナンスを行いました。

南三陸町「海の見える命の森」植樹会準備

あの日から6年。
いよいよ明日に控えた南三陸黒崎で行われる海の見える命の森の桜植樹。

本日は地元の方、大学生ボランティアの方々、当会スタッフによる植樹準備が行われました。
困難は伴いましたが、みんなで協力して記念の石碑設定も完了いたしました!

これらの準備の他に苗木・道具準備など当会のみならず多くの方の当日には見えないご協力があり、明日を迎えます。

石巻市牡鹿半島での桜のメンテナンス

石巻市牡鹿半島にて桜のメンテナンスをしてきました。
3月10日は西本願寺ボランティアセンターから三人のボランティアさんがお手伝いに来てくれました。

石巻市牡鹿半島は大変に鹿が多いところで当会では牡鹿半島で植樹するときは桜に防鹿対策(防鹿ネット柵など)を施しています。これで鹿除けはできるのですが、その分メンテナンスがしにくいというデメリットが出てきてしまうのですが…。本日は三人のボランティアさんがお手伝いしてくれたので「牡鹿半島追肥プロジェクト」と称し防鹿ネット柵の下から追肥(鶏糞を根元にまくこと)をしてきました。

追肥を施してきたのは、牡鹿半島の桃浦地区高台移転地、荻浜地区(漁港、牡蠣顕彰碑、神社、荻浜中学校)、小積浜地区、鹿立高台移転地。そして作業がかなり順調に進んだので、牡鹿半島から渡波地区に移りチームわたほい、カフェら・めーる、浜松公園。そして湊地区の荻浜中学校と過去に当会が植樹してきた桜に追肥することができました。

本日お手伝いしてくれた皆様。ありがとうございました!!

桜のメンテナンスは基本は地域管理となっておりますが、東日本大震災の被災地域では高齢化や過疎化が進み桜のメンテナンスができるような人手が少なくなっていたりして、当会も桜のメンテナンスをお手伝いしなければならない場合も多々あります。

それに東北の厳しい自然環境も桜の成長に影響を与えますから、桜が大きくなるまでには大変な時間と手間がかかります。被災地域の皆様は明日を切り開くために頑張っていますので、さくら並木ネットワークもそんな皆様の後押しができるよう頑張ります。

これからも被災地域の皆様と当会のご支援とご協力ををよろしくお願いいたします。