7月31日。梅雨明け宣言がされすっかり暑くなった東北ですが、本日さくら並木ネットワークは石巻市牡鹿半島で桜のメンテナンスをしてきました。
宮城県石巻市牡鹿半島
牡鹿半島は浜ごとに集落が点在する海岸が美しい半島ですが、東日本大震災による津波で多くの犠牲者が出てしまいました。また今年さくら並木ネットワークは牡鹿半島の植樹がとても多かったのですが、牡鹿半島は大変鹿が多く樹木はもちろん作物まで鹿に食べられてしまう被害が続出している地域です。
さくら並木ネットワークは植樹した桜が鹿害に遭わないために牡鹿半島の桜に防鹿ネット柵を施しています。
本日メンテナンスしてきたのは、その牡鹿半島の鹿立地区と舞網地区の集団移転地の桜。鹿立地区では津波によって周囲の樹木がなくなり海から吹き上げる風が強くなったためか頑丈に作ったはずの防鹿ネット柵が壊れてしまったので作り直し。
また両地区で桜に水遣りをしてきました(防鹿ネット柵をしてしまうと鹿は防げるのですが、その反面桜の水遣りや草刈りなどがしにくくなるというデメリットも出てきます)。
梅雨明けで暑い日差しの中、脚立で登ったりネットの下をくぐったりして水遣りを手伝ってくれた仙台市在住の川熊さん。ありがとうございました!
さくら並木ネットワークの桜植樹活動はどうしても東北の厳しい自然との闘いになってしまいがちになりますが…。その闘いを続ける原動力は被災された地域の皆様の強い期待や希望です。大変な労力と手間はかかりますが、被災された地域に少しでも笑顔が戻るよう今後も頑張っていくつもりです。ご支援とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
〇今年さくら並木ネットワークが被災地域で植樹した桜は4000本を超え、牡鹿半島のような防鹿ネット柵やメンテナンスが必要な桜が増えました。そのため当会は被災地域の桜のメンテナンス費のご寄付を募るクラウドファンディングをさせていただいております。
このクラウドファンディングはクレジット決済可能で、少額(500円から寄付可)のご寄付も歓迎いたします(多くの方のお気持ちのこもったご支援は何より当会にとって励みになります)。ご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。(さくら並木ネットワークのクラウドファンディングはhttp://japangiving.jp/p/4255にて受け付けております)
〇またさくら並木ネットワークはソーシャルグッドプラットフォームgooddo（グッドゥ）にも参加しています。
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