この春、岩手県山田町船越小学校新校舎登り口に植樹した桜。
12月9日。
津波最高到達点の津波備忘樹に、寄付者の方からの石碑を設置いたしました。
今後この小学校がある限り、
この地域の子供達はこの桜と石碑に刻まれた言葉、
『未来の子らへ この桜より上へ逃げよ』
を毎日見ながら登下校します。
教育現場での伝承の桜
子供さん達や先生方と石碑の仕上げをして思いました。
あの震災を経験した者は死ぬ迄けして忘れる事は無い。
でもだんだん人は思い出す頻度が減る。
それが普通の事だから。
でも思い出さなくなった事は、
世代を越えると社会というシステムからは忘れ去られてしまう。
これを防ぐ手立ての一つとしての備忘樹。
さくら並木ネットワークでは今後も教育現場に
桜植樹のお手伝いを予定しております。