4月7日。
さくら並木宮城拠点は宮城県石巻市北上町十三浜地区の釣石神社にて植樹会を開催しました。
宮城県石巻市北上町十三浜地区・釣石神社
釣石神社は1618年に山間から北上川に近い今の場所に遷宮。この釣石神社は、御神体が落ちそうで落ちない巨石として有名で、1978年の宮城県沖地震でもびくともしなかったことから、受験の神様として合格祈願として受験生が訪れるようになりました。そして2011年の東日本大震災では周辺の集落は津波にさらわれ、神社も社務所や鳥居などは流されましたが、巨石は落ちることはありませんでした。
釣石神社は合格祈願のほか、縁結びや夫婦円満、子孫繁栄にも御利益があるとされています。神社の周辺の集落の住民が釣石神社の氏子となっておりましたが、震災により氏子会は解散。しかし先祖代々地域で大切にしてきた神社ですので、住民の皆様は地域から離れても行事に参加し釣石神社を支えております。
そんな住民の皆様に大切にされてきた釣石神社の住民の皆様の植樹依頼は数年前から当会に度々ありましたが、釣石神社の再建工事や区画整備、土盛り工事などの影響でずっと保留となっておりましたので、この度が念願の釣石神社の植樹会となりました。
当日は社務所で宮司の岸浪様から釣石神社植樹作業安全祈願とともに、4月15日の近隣のにっこりサンパーク植樹会の安全祈願もしていただきました。
そして最近工事が終わった社務所裏の駐車場スペースに、岸浪様とともに住民の皆様も一緒に、釣石神社の復興を願って7本の成木を植樹。またゼントクコーポレーション様寄贈の「釣石復興記念植樹」と刻まれた石碑を設置しました。これらの桜が地域の皆様のみならず県外からも訪れる釣石神社の再建の一助となってくれれば幸いです。
災害でも落ちなかった巨石で有名となった釣石神社。しかしそれ以前から釣石神社は長年地域の皆様に愛され大切にされてきた神社です。釣石神社に訪れこの桜や石柱を見たとき。釣石神社の復興と再生とともに、そんな地域の皆様の健康とご多幸も祈っていただければと思います。
🌸この宮城県石巻市北上町十三浜地区の釣石神社復興植樹会は東日本大震災復興支援「JT NPO応援プロジェクト」の資金及びゼントクコーポレーション様様のご寄付により実施いたしました。
ご協力感謝申し上げます。