2月24日。
さくら並木宮城拠点は宮城県石巻市牡鹿半島の給分高台移転地にて今春三回目の植樹会を開催しました。

宮城県石巻市牡鹿半島・給分高台移転地

給分地区は漁業が盛んな75世帯ほどの浜(地区)でしたが、震災後は50世帯となりそのうち25世帯はこの高台移転地に転居しております。つまり三分の一の方達はこの給分地区を残念ながら離れることになってしまいました。

そんな給分高台移転地の公園で3本の桜を植樹しました。

当日は寒い日でしたが、とても楽しみにしてくれていたようで多くの住民の皆様がお集まりいただきました。給分地区の皆様は明るい方が多く、子供達も手伝ってくれてとても楽しい作業作業となりました。

そして度々お知らせしておりますが、牡鹿半島は日本一鹿害が酷い地域で、全員でしっかりとした防鹿対策を施しました。

最後は「来年も楽しく植樹をしたいね」という声もちらほら。当会もまた給分地区の皆様と植樹できる日を楽しみにしています。

今回植樹した桜が、甚大な津波被害に遭いながらも笑顔を忘れない給分地区の皆様を応援する元気な桜に育ってほしいものです。

🌸この事業は東日本大震災復興支援「JT NPO応援プロジェクト」の資金及び株式会社アデランス様のご寄付により実施いたしました。
ご協力感謝申し上げます。