今春の植樹地が決定しましたのでご報告いたします。

宮城県石巻市牡鹿半島谷川浜

宮城県石巻市牡鹿半島は浜ごとに集落が形成されており今春もいくつかの浜(地区)の植樹が決定しておりますが、今春植樹に谷川浜という地区もご縁があり加わりました。

谷川浜は牡鹿半島東部の鮫浦湾の奥に位置し半島の中では平野部が大きい浜として知られており、ほとんどの住民さんは半農半漁の生活をしていました。ホヤとホタテの養殖が盛んで、東日本大震災以前はホヤの種苗は販売される全国の8割以上が谷川産だったそうです。

約160人の方が住んでいましたが、東日本大震災の大津波は谷川浜にも押し寄せ犠牲になられた方が24名。平野部が広い地形が強い引き潮の力を呼んだのかそのうち半分が行方不明者となってしまいました。

そんな大きな悲劇に見舞われた谷川浜ですが、10世帯(高台移転は8世帯)の方は地区に残り浜の復興に向け必死に頑張っています。ホヤとホタテの養殖も再開し、ホヤの取引が震災前に戻ることを目標にしているそうです。

さくら並木ネットワークはそんな谷川浜の皆様とともに、谷川浜復興を祈願し高台移転地と浜で大切にされている八幡神社に桜を14本植樹いたします。
ぜひ今春の谷川浜と当会の応援をよろしくお願い申し上げます。