2月26日。宮城県山元町の静和会慰霊碑にて献花式が行われました。

静和会慰霊碑の桜

社会福祉法人静和会は老人福祉施設や身体障害者更生施設など五施設を運営し長年山元町の福祉を大きく担ってきましたが、東日本大震災の大津波により養護老人ホーム梅香園とケアハウス福寿の園が全壊。法人内で入居者63名、職員25名の犠牲者が出てしまいました。
(社会福祉法人静和会の紹介記事)
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/9534.html

この慰霊碑は同法人内で亡くなられた皆様のお名前が刻まれているもので、さくら並木ネットワークは昨年春に関連施設の老人ホームみやま荘に植樹をしておりますが、この度、在英日本商工会議所様の桜基金を使わせていただき、先日ですが慰霊碑の右手に亡くなられた静和会関係者の皆様に捧げる桜として東北地方で3月11日に花咲く可能性が高い早咲きの河津桜の成木、そして左手には山元町の復興と発展を願い樹齢の長い桜エドヒガンの成木を植樹。

そして慰霊碑の周辺には少し赤みがある花をつけるジンダイアケボノの苗木を植樹させていただきました。

ご遺族の皆様の悲しみはまだ深いと思いますが、そんなご遺族の皆様の心が少しでも穏やかになっていただけたらというささやかですが当会の気持ちでございます。

改めまして。
東日本大震災の大津波により静和会で亡くなられた皆様のご冥福をお祈りいたします。