先日の事です。

さくら並木ネットワークのさくら大使を務めてくださっているシンガーソングライター普天間かおりさんのニューアルバム「つたえたいことがあります」を宮城県仙台市若林区二木地区在住で農業を営む大友夫妻に届けてきました。

宮城県仙台市若林区二木地区の大友夫妻と歌手普天間かおりさんの交流

大友夫妻の家の裏手には町内管理の使い途が定まらなかった空き地があり、そこを桜公園にするために住民さん達と当会が植樹したのが2014年4月6日。

これは裏話になりますが…。

当時裏手の空き地に桜を植えるのを何より望んでいたのが大友さんの奥様かよ子さん。その後、住民さん達の意見がまとまり空き地の植樹が本決定した際に、当会はかよ子さんに普天間かおりさんの朗読CD「さくらいろのみち」をプレゼントしたのです。

かよ子さんはその朗読CDの普天間さんの優しい声に魅せられ…。すっかり普天間さんの大ファンになってしまったようです(笑)。Youtubeで普天間さんのライブ映像を探したり朗読CDを何回も聞いたり。そこで当会はかよ子さんを喜ばせようと思って普天間かおりさんを二木地区植樹会に招待しました。サプライズゲストというやつですね。

まさか大ファンの普天間さんが目の前に来るとは思わなかったかよ子さんは大感激していました(笑)。それからもそのときサインしてもらったCDを大切に何回も聴いて過ごされています。

日本人の好きな桜は大きくなれば美しいものになります。
しかし、それを最初に植樹する際には、地域や人の何らかのおもいが込められていたり由来があったりするものです。

かよ子さんと普天間さんの出会いもきっとそういうものなのでしょう。桜を植樹する機会がなければかよ子さんは普天間さんに出会わなかったはずです。さくら並木ネットワークは東日本大震災の被災地域の皆様のおもいをくみ取ることに主眼を置いて植樹活動をしています。

津波被害の記憶を後世に残したい。
桜をたくさん植樹して少しでも明るい地域を後世の人に残したい。
等、地域によって人によって桜植樹へのおもいは様々です。

かよ子さんの場合は…。普天間かおりさんとの思い出を桜に重ねているかもしれませんね。さくら並木ネットワークはこれからも人のおもいを大切に…。
そして心を込めて植樹活動を続けていきます。

普天間さんの深い想いが込められたニューアルバム『つたえたいことがあります』は

普天間かおり Official web site http://www.futenma.net/
もしくは、下記の楽天ショップでお買い求めいただけます。
http://item.rakuten.co.jp/hakopla/10006013/

NPO法人さくら並木ネットワーク