2月8日。
さくら並木ネットワークは宮城県山元町の静和会慰霊碑にて植樹作業を行いました。

宮城県山元町・社会福祉法人静和会

社会福祉法人静和会は老人福祉施設や身体障害者更生施設など五施設を運営し長年山元町の福祉を大きく担ってきましたが、東日本大震災の大津波により養護老人ホーム梅香園とケアハウス福寿の園が全壊。法人内で入居者63名、職員25名の犠牲者が出てしまいました。

社会福祉法人静和会の紹介記事
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/9534.html

この慰霊碑は法人内で亡くなられた皆様のお名前が刻まれているもので、昨年末は形さえできてませんでしたが急ピッチで工事が進み最近完成にこぎ着けることができたので植樹作業に入りました。

お手伝いしてくれたのは東京在住のボランティア小林さん。

桜は在英日本商工会議所様の桜基金を使わせていただき慰霊碑の左側に長寿の桜エドヒガンの成木。右側には東日本大震災の大津波により3月11日に亡くなられた静和会関係者の皆様が天国で安らかに過ごされるように、また3月11日にこの慰霊碑に手を合わせに来るご遺族の皆様が少しでも穏やかな気持ちになっていただけたらという願いを込め、東北地方で3月11日に花をつける早咲きの河津桜の成木を設置。

そして慰霊碑周辺には少し赤が濃いジンダイアケボノの苗木を5本植樹しました。

小林さん。
ご協力ありがとうございました。
静和会慰霊式は今月2月26日に行う予定で、さくら並木ネットワークはこの慰霊碑お披露目の場に顔だけ出すつもりです。当会では昨年春に静和会関連施設みやま荘で植樹をしていますが、この静和会慰霊式はあくまでご遺族や関係者の皆様が様々なおもいや悲しみを持ちながら執り行うものでしょうから。

改めまして。
静和会で亡くなられた皆様のご冥福をお祈りしますとともに、ご遺族の皆様が少しでも穏やかな気持ちになってくれることを心から願っております。