さくら並木ネットワークは各地から多くの来春植樹依頼がきております。
先日もまたあらたな植樹地が決定しましたのでお伝えいたします。

東松島市・のびる幼稚園

東松島市には鳴瀬川の西部に背後に小高い山が連なる野蒜地区があります。

東日本大震災の大津波はその山すそまで襲いかかり、野蒜地区は壊滅的な惨状となってしまいました。その野蒜地区で昭和42年に開園して長年野蒜地区の幼児保育を担ってきたのがこのたび植樹が決定したのびる幼稚園です。

のびる幼稚園は東日本大震災の大津波により園舎が全壊してしまいましたが震災年の6月から仮設園舎で保育を続行。そして平成26年に東松島市矢本地区に新園舎を完成させて移転しました。

さくら並木ネットワークが来春植樹するのはこの新園舎となりますが、のびる幼稚園の仮設園舎から矢本地区移転までのご苦労は言葉では言い表せないものだったと思います。

さくら並木ネットワークは子供の震災教育や思い出つくりの植樹を推進しています。

先日お伝えした石巻市のアリス保育園もそうですが、のびる幼稚園も園児の卒業記念として来年三月に植樹予定となっております。東松島市の未来を担うのびる幼稚園の子供達。植樹した桜とともに大きく元気に育ってほしいと願いを込めて子供達と植樹したいと思います。