11月19日さくら並木ネットワークは宮城県亘理町吉田地区で植樹を行いました。

宮城県亘理町吉田地区

宮城県亘理町吉田地区は甚大な津波被害に遭い、吉田地区の皆様は現地再建(震災前の元の場所に戻ること)された方、仮設住宅から災害公営住宅に移転された方などに分かれ、震災前とは大分違う地区環境になってしまいました。

本日植樹したのは今現在津波被害に遭い公営住宅に住まわれている東條さんの土地ですが、植樹した東條さんの三つの土地のうち二つが県道38号線沿いにあり(今日は東條さんが震災前に住まわれていた敷地にも三本植樹しました)、将来38号線を車で通った方も楽しめる桜並木になると思います。

今日お手伝いしてくれたのは亘理町在住の松本夫妻と仙台市の佐藤尚志さん。
雨天予報どおり10時くらいから雨が降って大変な作業となりましたが、皆様のおかげで無事22本の桜を植樹することができました。ご協力感謝いたします。

松本夫妻は震災後から亘理町で熱心にボランティアをしており、偶然ですが東條様と顔見知りで東條さんは大喜び!!

作業後には公営住宅でお昼をご馳走になりました。そして銀座ステファニー化粧品様からいただいた基礎化粧品セットをプレゼント。

あいにくの天気でしたが、東條さんにとってはとてもいい日になったようでした。

さくら並木ネットワークが吉田地区に植樹した桜は100本近くになりました。今年の秋植樹は12月3日まで続きます。
当会はこれからも被災地域に喜びの桜をお届けしたいと思います。