全国の支援者様の温かいご寄付に支えられ本日からさくら並木ネットワークの秋植樹がスタートしました!!

11月18日は宮城県仙台市若林区井土地区の三浦夫妻の庭に植樹。

宮城県仙台市若林区井土地区

井土地区は震災前は約100世帯が住んでいる地区でしたが、東日本大震災の大津波により壊滅的な被害を受けました。地区の一部が災害危険区域となり、今現在井土地区に現地再建されたのは8世帯と震災前の10分の1にも満たない地区になっています。

三浦夫妻は井土地区に戻ることを決断し、今年5月にやっとみなし仮設から自宅に戻ってきましたが、昨年から自宅の庭に当会の桜を植樹するのをとても楽しみにしておりました。お二人にもお手伝いしてもらい三本の桜を無事植樹。

三浦夫妻の自宅は今年の夏に完成した避難タワーの隣にあり、被災地域の防災計画がどんな感じで進んでいるかを物語っています。お二人とも「花を見るまで長生きしなきゃね」と笑いながらおっしゃってくれ、これから再出発をはからなければならない三浦夫妻にいいプレゼントをすることができたなと思っています。

秋の植樹と植え替え

さくら並木ネットワークの秋植樹は明日の宮城県亘理町吉田地区から12月3日の宮城県七ヶ浜町松ケ浜地区まで続きますが、平行して活着しなかった(根付かなかった)桜の植え替えも実施しております。

さくら並木ネットワークにとってはとても忙しい時期となっておりますが、被災地域の皆様の期待を背負う当会の活動のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。