10月1日。来年の植樹と桜のメンテナンスのお知らせです。

宮城県亘理町鳥屋崎地区

宮城県亘理町鳥屋崎地区は農業が盛んな地区で100世帯の住民さんが住んでましたが、東日本大震災の大津波により壊滅的な被害に遭い、今現在は現地再建(自宅を改築し元の場所に戻ってくること)されたのは約半分の50世帯となってしまいました。

さくら並木ネットワークは2014年春と秋に鳥屋崎町内会からのご依頼で、

  • 「桜の見える町内会」つくりの一環として、現地再建された住民さんの敷地内
  • 鳥屋崎地区で大事にされている塩釜神社
  • 鳥屋崎地区の入り口の沿道沿い

などに約100本の桜を植樹しました。

先日佐藤区長から塩釜神社の松が枯れてきて伐採したのでそこに桜を植樹してほしいと再依頼があり、来春の二回目の塩釜神社の植樹が決定しました。ちなみに震災前にあった松などの樹木が津波の海水の塩分を吸ってしまい徐々に枯れてくるというのも被災地域ではよくある現象です。

併せて塩釜神社と沿道沿いの桜並木のメンテナンスをしてきました。塩釜神社と沿道沿いに植えた桜は大漁桜という桜です。一部ポンプ場の工事で折れてしまったりした桜がありましたが、生き残った桜は概ね順調。下枝刈り、支柱替え、水やりなどをやってきました。

鳥屋崎地区の住民さんはさくら並木ネットワークが植樹した桜を大事にしてくれており、メンテナンスをしているときも住民さんに「ありがとう」や「お疲れさま」という言葉をかけられました。また来年春に住民さん達と塩釜神社に植樹できる日を楽しみにしております。