先月末に上陸した台風10号は、さくら並木ネットワークが活動している岩手県沿岸部に甚大な被害をもたらしました。特に岩泉町や宮古市の被害がひどく、河川氾濫によって家屋が被災し今なお不自由な暮らしをなされている方もいらっしゃいます。

当会も東北沿岸部で活動している団体として、先日微力ですが岩泉町のお手伝いをしてきましたのでご紹介させていただきます。

さくら並木ネットワークが22、23日とボランティア参加してきたのは岩泉町災害ボランティアセンター小本。台風10号で河川が氾濫し甚大な被害が遭った岩泉町は岩泉町社会福祉協議会が中心となり各地にボランティアセンターができてますが、小本地区は岩泉町の中でも沿岸部にあり、住民さんの中には東日本大震災で被災して家を建て直したのに今回の台風10号でまた被災したというお気の毒な住民さんもいらっしゃるそうです。22日は床剥ぎ、23日は床下泥出しのお手伝いをしてきました。

小本地区を見て感じたことは肥沃な河川の水が家屋に入り込んでしまったためカビの発生が早く、早く床剥ぎや壁を落とし泥を片付けないと住民さん達の健康も損なう可能性もあると思いました。

また両日お手伝いさせていただいた依頼者様達もそうでしたが、小本地区はかなり高齢化が進んでおり自ら片付けをしている住民さんも多くいますが進捗が遅く、ボランティアなどのマンパワーの必要性を感じました。

小本地区は岩泉町の中でも沿岸部にあり、県庁所在地盛岡市からも遠く地元ボランティアが集まりにくい状況にあるそうですが、お時間がある方はぜひ岩泉災害ボランティアセンター小本でボランティアをしてください。よろしくお願いいたします。

先月の台風10号によって犠牲になられた皆様の御冥福をお祈りいたしますとともに、今なお不自由な暮らしを余儀なくされている岩手沿岸部の皆様にお見舞い申し上げます。

〇岩泉町ボランティアセンター小本にボランティア参加をしてくださる方は、

http://www.town.iwaizumi.lg.jp/iwaizumi_blog/archives/35779

を参考にしてください。

また10月から体制が変わる可能性もありますので、今月以降にご参加を検討される場合は上記にお問い合わせをしたのちにご参加をよろしくお願いいたします。

NPO法人さくら並木ネットワーク