7月18日の海の日。
さくら並木ネットワークが活動している東北地方沿岸部はまだ梅雨の不安定な天気が続いておりますが…。今春当会が桜植樹した宮城県山元町の社会福祉法人清和会で素敵な演奏会が開催されたのでご紹介いたします。

社会福祉法人清和会様と特別養護老人ホームみやま荘

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社会福祉法人清和会は2011年の東日本大震災により二つの施設が被災し、多くの利用者と職員の皆様が津波の犠牲になってしまいました。今春植樹した特別養護老人ホームみやま荘は昭和60年に開設された施設で津波の難は逃れましたが、地震により西側斜面ががけ崩れを起こし電気設備やスプリンクラー設備が崩壊しました。震災直後の利用者と職員の皆様は大変なご苦労をされたそうです。

植樹は今年4月19日。晴れやかな天気の下みやま荘の職員、みやま荘の45本の桜のうち40本の支援者となっていただいたあいおいニッセイ同和損保同友会様、そして栃木県のボランティア団体「頑張り隊」の皆様とともに、山元町の復興と発展を願った植樹会が行われました。

多大な津波被害を受けた山元町と全国の心ある皆様の友情の証である45本の桜は今のところすくすくと順調に育っております。

デイケアサービス知楽荘さんでの演奏会

そんな大変なおもいをされた社会福祉法人清和会ですが、今年春に植樹したみやま荘と隣接している関連施設デイケアサービス知楽荘で宮城県仙台市のミュージックベルグループcara*caraの皆様が素敵な演奏会を開催してくれました。

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演奏された曲は海の日にちなみ「われは海の子」や「浜辺の歌」など海の歌を中心に7曲。

知楽荘やみやま荘のご老人や職員さん達も美しいミュージックベルの音色にうっとり。
しっかりと歌声も出ていて(笑)、とても楽しく海の日にふさわしい演奏会となりました。

cara*caraの皆様。
本当にありがとうございました!!

さくら並木ネットワークは東北の被災地域の皆様のために、これからも楽しい企画を開催していければと思っております。