今年春に植樹した桜の経過観察を終え、本日から来期(今年秋植樹・来年春植樹)の準備を開始しました。

7月以降の活動といたしましては、夏の草刈メンテナンスを行いながら桜の成長状況を再度確認し、桜基金B・Cでご支援いただいている皆様の銘盤(石版のネームプレート)を一枚一枚設置してまいります。並行して来期の植樹調整を行います。

さくら並木ネットワークの活動

さくら並木ネットワークの活動を改めてご紹介させていただきますと、端的に言えば東日本大震災の大津波で傷ついた東北に慰霊・津波の記憶伝承(風化防止)・高台や集団移転地の町造りなどの桜植樹していこうという特定非営利の植樹団体です。

今春に植樹にご参加いただいた、協力企業である、株式会社アダストリア様所属の谷川様がさくら並木ネットワークの活動を紹介した素晴らしい動画を制作してくれたのでご紹介します。(リンク先のアダストリア様のサイトも素晴らしいです)

また植樹するだけではなく、被災地域と全国の友情作り、今年で4000本を超えた桜のメンテナンスなどにも力を入れています(この活動をさくら並木ネットワークは「さくら並木プロジェクト」と呼んでいます)。

さくら並木ネットワークは特定非営利団体なので、全国の皆様の善意のご支援とご協力が不可欠です。

さくら並木プロジェクト参加方法

ここでさくら並木ネットワークの「さくら並木プロジェクト」の参加方法を改めてお知らせしますので、ぜひご検討のほどよろしくお願いいたします。

1、桜基金や個人・法人会員や寄付など資金面でのご参加

桜基金は被災地の桜植樹の資金。個人・法人会員費は活動の報告の他に、桜のメンテナンスなどに使われます。震災から5年経ち桜基金が大分減少しております。

また、さくら並木ネットワークが被災地域に植樹した桜は4000本を超え、年々、大勢の皆様の想いが込められた桜のメンテナンスに使う費用が多額になってきています。

さくら並木の活動にご賛同していただいた方は、ぜひ桜基金や個人・法人会員のご検討をよろしくお願いいたします。
桜基金や個人・法人会員、ご寄付でのご参加は下記のページで受付をしております。

桜支援参加方法 http://sakuranamiki.jpn.org/support_m

2、桜植樹やメンテナンスなどのボランティアでのご参加。

これは実際に被災地域に来て植樹やメンテナンス等のボランティアをすることにより「さくら並木プロジェクト」に参加するものです。桜の植樹は春2月中旬から4月と一部秋11月に行います。

今年の春、雨の中の植樹になってしまいましたが岩手県山田町の植樹に参加いただいた、コスメが人気のキールズ様が植樹の様子の動画をアップされているのでご紹介いたします。キールズ様では、”キールズチャリティーSAKURA1000”プロジェクトを行い、継続的に東北の桜の支援にご支援・ご参加いただいています。

メンテナンスはほぼ年間で行われますが、夏場の草刈りや水遣りなどが一番大切な作業になります。植樹した地域のためになるだけでなく、被災地域の現状を知るいい機会にもなります。参加方法は時期が来ましたら当ホームページやfacebookページで募集いたします。

度重なる大きな自然災害を経験しているこの時代に生きる自分たちが、遠い過去の被害を”知らなかった”もしくは”忘れていた”事で、被害を大きくしてしまった部分がある事を東日本大震災の時に痛感しました。自然災害を風化させずに未来へ伝承する事がいかに難しいことかも。

その記憶を桜に託し、風化させずに未来に伝承し、一人でも多くのいのちを守るため、是非ご支援ご協力をお願いいたします。
そしてこれからもよろしくお願いいたします。