9月27日(土) 南三陸町・清水浜に、春に植樹した桜のメンテナンスと銘版の設置に伺ってきました。

東日本大震災により約600名が犠牲となり、現在でも約200名が行方不明となっている南三陸町。さくら並木ネットワークでは、この地に2012年から約600本の桜を植樹しています。

今回伺ったのは清水浜地区。この春187本の桜を植樹しました。津波の被害で分断された線路と駅が当時のままの気仙沼線・清水浜駅のすぐ脇の小高い山を桜山にし、高台避難の目安と震災の伝承、そして住めなくなってしまった住民の皆さんの希望と楽しみとなる桜山に・・・という想いの込められた桜たちです。

草刈メンテナンス開始

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朝9:30現場の目の前のコンビニエンスストアに集合。
ボランティアさん・さくら並木ネットワークスタッフ18名と地元の造園業者さん3名、総勢21名で作業を行いました。

清々しい晴天に恵まれたこの日。
まずは、草刈です。夏の間に大きく育ってしまった雑草の草刈を始めると、
かわいい秋の野花やすすき、野生の(!)ホオズキなどが咲いていました。

爽やかな秋の香りの中まずは、草刈メンテナンス。

お昼頃、メンバーのうち数人は清水浜から波伝谷地区へ。
2012年に植樹した桜はスクスクと大きく元気に育っていました。

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桜の植樹をきっかけにご縁をいただいた、波伝谷地区で頑張っていらっしゃる農漁レストラン慶明丸の三浦さんにお会いし、美味しい志津川湾の海の幸をいただきました。伺った時、三浦さんはお客様に震災当時の事を写真と共に話されているところでした。「震災を、震災の被害を語り継がなければ」との想いで語り部としても頑張っていらっしゃいます。
南三陸にいらっしゃる際は、是非ご予約の上農漁レストラン慶明丸へ!

三浦さんのインタビュー記事を見つけたのでご紹介します。
http://shokusai.jp/people/detail.php?pid=4

銘版の設置

午後から、桜基金にご参加くださっている皆様の銘版の設置を行いました。
銘版は100年後まで津波を伝承するため、縦11センチ・横23センチ・厚さ6センチ約4Kgの石版に皆様のご希望の文字を彫り桜の根元に設置しています。

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桜の周りの草刈をし、春に植樹した桜の成長を1本1本確認しながら一枚一枚設置していきます。全員大汗をかきながらの作業でしたが、山頂近くから望む美しい展望、海から吹く海風や秋の薫り、美味しい空気に癒されながら、ご支援下さった皆様の想いを繋げます。

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夕方4:30頃、全ての作業が終了しました。

解散後、一路東京へ。
夜23:30頃、東京に到着するとキンモクセイの薫り。秋の到来。

今後の予定について

来月10月中には、2014年4月までに桜基金Bにご参加下さった皆様の名版設置が完了する予定です。すべての銘版設置完了後、年内にはご報告書をご参加いただいている皆様に郵送にてお送りする予定です。今しばらくお待ちくださいませ。

また現在、来年の植樹地の調整を随時行っております。
被災地で桜の植樹をご希望の方は、お問い合わせください。