3月28日(日)福島県相馬市百尺観音にて桜の植樹会を行いました。

この百尺観音は、荒嘉明氏が昭和6年に建立に着手し代々制作を続け現在は四代目の荒陽之輔氏がその志を受け継いでおります。桜の植樹会は一昨年から計画され昨年春に開催予定でしたがコロナ禍のため一年延期となっていたものです。

今回は、江戸彼岸桜9本をガーデンシティークラブ大阪様の支援により植樹しました。コロナ感染防止対策により、植樹に参加できなかったガーデンシティークラブ大阪様から、あたたかいメッセージビデオが届き参加者みんなで拝見しました。ありがとうございました!

植樹場所は砕石が50センチほど踏み固められた場所のために大きく土壌改良が必要で、試し掘りした際は1メートルの大きさの穴を掘るのに大人3人がかりで40分以上かかりました。そのため植樹会の際には掘削機を借りる予定でしたがそれができなくなり、また急遽参加者が半数以下になってしまい私を含めて5人での作業となりました。

さらに途中お仕事の都合で少なくなり最終的には私を含め3人となってしまいました。午後からは天候の悪化が予報されていたこともあり正直作業は本日だけでは終わらないのではないかと不安になりましたが四代目の陽之輔氏がある程度事前に穴を掘っておいて頂いたのと、最後に残った私以外のお二人が森林組合勤務と造園業という奇跡の少数精鋭で奮闘し何とか植樹を終了することができました。

無事植樹はできましたが、まだ桜の周りは砕石で囲まれていますので今後は桜の成長に合わせ木の周りの土壌改良を毎年行っていく予定です。