今年の春の植樹予定地の紹介です。

宮城県石巻市牡鹿半島の植樹は度々さくら並木ネットワークのHPなどでご紹介させていただいております。牡鹿半島は各浜ごとで集落が構成されており、浜単位で植樹依頼をいただくことが多いため、当団体が植樹する機会も多い地域となっております。また牡鹿半島は桜の天敵であるニホンシカの生息数が多い地域でもあり、植樹の際の防鹿対策の他、その後の経過観察も手間時間がかかる地域でもあります。

宮城県石巻市牡鹿半島・荻浜地区

そんな牡鹿半島の各地区の中でも半島中部にある荻浜地区は当団体とかかわりが深く、2014年に地区の児童が少なくなってしまったため休校となった荻浜小学校の植樹から、今現在まで、荻浜地区内の複数個所で植樹をしております。

荻浜地区の行政拠点は荻浜支所ですが、支所は2011年3月11日の東日本大震災の大津波により被災。それから地区内の荻浜中敷地内にある仮設庁舎で業務を行っておりました。昨年10月1日に旧荻浜保育所東側の海抜13メートルの高台に、やっと待望の荻浜支所と公民館の複合施設が完成しました。

荻浜支所の記事(石巻かほく参照)
http://ishinomaki.kahoku.co.jp/ne…/2018/…/20180929t13015.htm

さくら並木ネットワークはこの荻浜支所の建設が始まる直前の2017年春に、当時荻浜支所建設予定地と呼ばれていた高台の斜面部に荻浜地区の復興と発展を願って桜を植樹しましたが、今春は昨年10月に完成した新荻浜支所内にという形で植樹が決定しました。

2017年春の荻浜支所建設予定地の植樹記事
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/10276.html

以前の植樹の時は荻浜支所が完成するのは随分と先のように感じたものですから、この度晴れて完成した荻浜支所で植樹させていただくことは、当団体にとっても感慨深いことです。

さくら並木ネットワークは被災地域の方達の歩みに合わせ、心温かい被災地支援事業を展開していきたいと思います。
当団体のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

🌸今現在さくら並木ネットワークは今春植樹の調整や準備をしており、「桜基金」やご寄付の受付も行っております。被災地域の方達にあらたな喜びと癒しをもたらす桜を一本でも多く植樹するために、ぜひさくら並木ネットワークのご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

「桜基金」やご寄付の申し込みは下記のフォームにて承っております。
http://sakuranamiki.jpn.org/support_m