明けましておめでとうございます。

昨年のさくら並木ネットワークは全国の方のご支援・ご協力のもと、東北沿岸部の桜事業を主に多くの被災地支援活動を展開することができました。厚く御礼申し上げます。

今年(2019年)の3月11日が来ると、多くの尊い命が大津波の犠牲となった東日本大震災から8年が経過したことになります。2011年3月11日に発災した東日本大震災は、死者数15896人、行方不明者2537人(警察庁・2018年6月データ)。関連死は全国で3676人(復興庁・2018年3月データ)とも言われており、千年に一度という未曽有の大災害となりました。

また大津波や福島原発事故の影響により多くの方達が厳しい生活再建や移転を余儀なくされ、ご家族を亡くされた悲しみや津波を間近に見た恐怖に苛まれている方達も震災から8年近く経った今現在も被災地域に数多くいらっしゃいます。

さくら並木ネットワークはそんな東北沿岸部各地の方達とお付き合いがありますが、近年少しずつ地域の方達が「頑張ろう」とおっしゃるのを聞くようになりました。それは震災で受けた心の悲しみが癒えたというわけではないと思います。

震災から約8年経ち、悲しみを抱えつつも、一歩ずつでも「前に進まなければ未来が切り拓けない」という現実に立ち向かうため、自ずと「頑張ろう」という言葉が出るようになってきたのではないかと推察しています。

さくら並木ネットワークは、そんな被災地域の方達の歩みに寄り添い、地域の方達が歩んだ道に花(桜)を添えていくような心温かな被災地支援活動を志向していきたいと思います。今年も当団体のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

🌸今現在さくら並木ネットワークは今春植樹の調整や準備をしており、「桜基金」やご寄付の受付も行っております。被災地域の方達にあらたな喜びと癒しをもたらす桜を一本でも多く植樹するために、ぜひさくら並木ネットワークのご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

「桜基金」やご寄付の申し込みは下記のフォームにて承っております。
http://sakuranamiki.jpn.org/support_m