11月23日の祝日。
被災地域で素敵なイベントが開催されたのでご紹介します。

琉球國祭り太鼓の東北慰問演舞・福島県新地町

さくら並木ネットワークは甚大な津波被害に遭った福島県新地町とご縁が深く、2016年春は沿岸部の大戸浜地区で植樹会。
そして今年春は内陸部にできた雁小屋防災移転地にて植樹会を住民の方達と開催しております。

2016年春の大戸浜共同墓地の植樹記事 http://sakuranamiki.jpn.org/archives/7898.html

2016年春の大戸浜防災移転地の植樹記事 http://sakuranamiki.jpn.org/archives/8029.html

今年春の雁小屋防災移転地の植樹記事 http://sakuranamiki.jpn.org/archives/12106.html

また当団体の支援者であるオーガビッツ・プロジェクト様も、2016年春の植樹をきっかけにご縁ができた新地町のサッカー少年団の子供達をベガルタ仙台戦に招待するという企画を毎年開催しており、桜を介した新地町と全国の温かい交流ができております。

この日は、2016年秋の宮城県山元町の「戸花山常磐線開通記念植樹会」のときに演舞をしてくれた琉球國祭り太鼓の皆様が、金土日と続いた三連休に行う東北慰問演舞の一日を福島県で開催したいということで、当団体が植樹会を行った新地町の雁小屋防災移転地と大戸浜地区で演舞をすることが決定しました。

この琉球國祭り太鼓の東北慰問演舞は、東北の宮城支部や福島支部だけではなく、関東の支部からもお越しいただき、総勢20名の演舞となりました。

寒い日でしたが、両地区とも迫力ある演舞と太鼓の音に感動し、三匹のシーサーの動きに笑い、一緒の踊る楽しい時間となりました。

琉球國祭リ太鼓の皆様。ありがとうございました!!

東日本大震災の風化が感じられる昨今。

しかし琉球國祭り太鼓の皆様のように、それぞれお仕事を持ちながらも被災地域の方達に喜んでいただけたらという心意気一つで、いまだ東北に来てくれる方達もいらっしゃいます。琉球國祭り太鼓の皆様は新地町の次の日は宮城県仙台市。そして本日は名取市閖上で演舞をなされたということです。

応援してくれる方達がいらっしゃる以上、東北地方は少しずつでも前に向かっていかなければなりません。…それが長く険しい道のりであったとしても。そしていつかの未来の春。大きくなった桜の木の下で、千年に一回の確率で出逢った達と笑って再会できる日がきてほしいと思います。