来春の植樹地が決まりましたのでお知らせします。

宮城県石巻市網地島

宮城県石巻市牡鹿半島の最西端でかつて世界有数の捕鯨基地であった鮎川港から海上約4キロメートルに位置する網地島は夏には多くの海水浴客で賑わう網地白浜海水浴場が開設され風光明媚な自然を満喫できる温暖な島で、北西部の網地(あじ)地区と南東部の長渡(ふたわたし)地区の2つの集落があります。

しかし東日本大震災の大津波で沿岸部で全壊・半壊が数件、基幹産業である水産業の関連施設も壊滅的な被害を受けました。そんな網地島は東日本大震災をきっかけに島を離れた島民も多く、震災以前から進んでいた島民の過疎化・超高齢化はさらに深刻な問題となっています。

そんな網地島で医療と福祉の拠点となっているのが、栃木県の医療法人が平成11年に土地期限の廃校になった網長小学校の校舎を再利用し平成11年に開院された網小医院。医療施設だけではなく平成14年からデイサービスや老人保健施設なども校舎の残りの部分を改築して併設しており、超高齢化が進んでいる網地島で最も大切な施設となっております。

網小医院のHP
http://amishou.weebly.com/

さくら並木ネットワークはご縁がありこの網地島で大切の施設である網小医院に来春三本の桜を植樹することになりました。

老人福祉施設部分から見えるところが植樹場所となっており、将来はご高齢の利用者が施設内から花見ができるようにというのが網小医院からのご依頼内容でした。離島ゆえにどう植樹する桜や用具などを運ぶなどの課題はありますが、網地島内でとても大切な施設ですので何とか実現できるよう努力してみるつもりです。

そんな網小医院とさくら並木ネットワークのご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます