8月18日。
さくら並木ネットワークは宮城県石巻市牡鹿半島荻浜地区の桜のメンテナンスをしてきました。

宮城県石巻市牡鹿半島荻浜地区

さくら並木ネットワークは荻浜地区とご縁が深く2014年春の荻浜小学校と荻浜中学校の植樹を皮切りに、荻浜漁港や牡蠣顕彰碑、神社などに植樹をしてきました。

荻浜地区は大変な津波被害に遭い、そのころの住民さんのほどんどが陽の当たらない仮設住宅に住んでおりましたが、当時よく言われていたのが「高台移転が決まったらそこでみんなでたくさんの桜を植樹したい」ということでした。

その荻浜地区高台移転地が震災から6年経ちやっと住民さんが移り住める状態になってきましたので、今年4月9日高台移転地と荻浜地区の将来のコニュニティや行政の中心となる荻浜支所建設予定地の植樹を「荻浜地区植樹会」として盛大に開催しました。

あいにくの雨でしたが、参加された住民や日本ビジネスシステムズやボランティアの皆様のご尽力のおかげで見事植樹作業完了!!
雨天が参加された皆様の団結力をさらに増した素晴らしい植樹会となりました。

荻浜地区植樹会の記事
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/10276.html

18日は荻浜高台移転地と支所建設予定地の桜のメンテナンスをしつつ状態チェック。そして銘板つけもしてきました。

幸いにして一本の桜も枯れはなく状態は良好。これは植樹会の参加者の皆様の尽力も大きいですが、実は荻浜高台移転地の土壌は切土でかなり植樹が難しいところで不安な面が多々ありました。しかし今年冬にこの荻浜植樹会の準備をお手伝いしてくれた栃木県のボランティア団体「頑張り隊」の皆様がツルハシを必死にふるいながら土壌改良してくれたことがいい成果をあげることができた要因になったと思います。

頑張り隊の皆様。本当にありがとうございました!

頑張り隊の皆様がお手伝いしてくれた荻浜植樹会の準備の記事
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/9601.html

さくら並木ネットワークの被災地域での植樹活動は植樹会にご参加される皆様だけではなく、頑張り隊のように準備を手伝ってくれるボランティアの皆様のお力を借りることによって成り立っています。

当会はお手伝いしてくれたボランティアの皆様のご恩を忘れず、よりいい被災地活動をしていくことによってボランティアの皆様への期待に応えていきたいと思います。そんなさくら並木ネットワークの植樹活動のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。