7月13日。
東北地方は雨と強い日差しが交互に降り注ぐような気まぐれな天気が続いておりますが、さくら並木ネットワークは宮城県石巻市北上町にっこりサンパーク高台移転地にて桜のメンテナンスをしてきました。

宮城県石巻市北上町にっこりサンパーク高台移転地

先月の25日には2015年春に植樹した桜の谷を住民の皆様が刈払機で草刈りを行いその様子をお伝えしました。また完成したにっこりサンパーク高台移転地自体の来春の植樹も決まっております。

先月のにっこりサンパーク住民のよる草刈会の記事
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/10895.html

13日にひき続きメンテナンス。刈払機では刈り切れなかった根回りの草刈りと追肥をしました。お手伝いしてくれたのは2013年から毎年新入社員を三班に分け、研修として東北で被災地ボランティアをしている富士通エフサスの皆様。

今までは石巻市雄勝町の花物語のボランティアが多かったようですが、今年は第二班約40人のうち半分の新入社員の皆様がさくら並木ネットワークが植樹したにっこりサンパーク高台移転地の桜の谷のメンテナンスに来てくれました。

朝は雨が降っていましたが作業時間になると日差しが暑いくらいになり大変な作業になりました。しかし富士通エフサスの新入社員の皆様は元気に作業してくれ、その明るい笑い声は桜の谷に響き渡っていました。おかげ様でにっこりサンパークの桜の谷はとてもきれいに。桜は光合成で育ちますから雑草がなくなった桜の谷の桜は本格的な夏を迎えさらに成長が加速すると思います。

富士通エフサスの新入社員の皆様。本当にありがとうございました。

また「とても楽しかった」という言葉はさくら並木ネットワークもとても励みになりました。
重ねて御礼申し上げます。

さくら並木ネットワークは被災地域の桜の成長のために東北の厳しい自然と戦っております。しかしだからこそ東北の四季の自然は荘厳だが美しく、また東北人には桜咲く春を夢見る気持ちが育つ土壌があるのでしょう。ですから東北の自然と戦うといっても、それは東北の自然と「対峙」することではなく自然を「理解」し「調和」する気持ちが大切だと思ってます。

さくら並木ネットワークはこれからも頑張ります。そんな当会の活動のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。