4月11日。
さくら並木ネットワークは宮城県石巻市さくら町(渡波地区集団移転地)で植樹会を開催しましたのでお知らせいたします。

宮城県石巻市さくら町渡波中学校

渡波中学校は渡波地区の長浜海岸から200メートルほどに位置していた昭和22年創立の歴史ある中学校でしたが、東日本大震災の大津波により被災。その後市内の小学校校庭に建てられたプレハブ校舎が渡波中学校となっておりましたが、この春渡波地区の集団移転地さくら町に新校舎が完成しこの春から開校しました。

このたびご縁がありさくら並木ネットワークは渡波中の生徒達と桜の成木を2本植樹することになりました。

渡波中学校の紹介記事
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/10009.html

午後4時。新校舎の中で関係者の皆様の挨拶のあと渡波中生の植樹作業開始。

この日はあいにくの雨。しかし生徒達は雨にも負けず元気に作業をしてくれました。

このさくら町の渡波中学校の桜をご支援してくださったのはしだれ桜の成木は住友不動産様。そしてエドヒガンの成木はキールズ様となっております。生徒達に住友不動産様とキールズ様の石板を取り付けてもらい作業終了。

当会は生徒達に「大切に育てます」とのお言葉をいただきました。

どこの地域でもそうですが甚大な津波被害に遭った被災地域では子供はなおさら地域の未来の宝となります。作業している生徒達を温かく見守る先生や関係者、そしてさくら町の住民の皆様の優しい目を見てそう思いました。

このたび渡波中学校に仲間入りをしたこの二本の桜もそんな生徒達の成長を温かく見守る桜に育ってほしいものです。