3月31日。
さくら並木ネットワークは昨日に引き続き宮城県石巻市牡鹿半島の谷川地区と大谷川地区で植樹会の準備をしました。

宮城県石巻市牡鹿半島・谷川地区と大谷川地区

3月30日は今春牡鹿半島の各浜で開催される植樹会でお披露目される石柱の設置をしてきましたが、今日は谷川地区と大谷川地区で防鹿ネット柵を製作しました。

牡鹿半島は大変鹿が多いところで、桜に何らかの防鹿対策をしないと暖かくなり新芽が出るようになるとあっという間に食べられたり幹を折られたりします(鹿は新芽が好物のようです)。

本日は4月1日に植樹会を開催する谷川地区と大谷川地区で防鹿ネット柵を制作を半分ほど進めてきました(全部完成させてしまうと植樹がやりにくくなりますので、残りは植樹会のときに完成させることになります)。

お手伝いしてくれたのは昨日に引き続き西本願寺ボランティアセンターから大阪在住の森さん。ときおり小雨の降る中本当にありがとうございました!!

この牡鹿半島の防鹿対策は植樹以上に手がかかるものになっております。しかしそれは東北の厳しい自然の中で桜植樹活動をしているさくら並木ネットワークの宿命と考え頑張っています。そしてそんな鹿害が多い牡鹿半島だからこそ、各浜の皆様は桜咲く未来の地区を夢見て当会に植樹依頼してくれるのでしょう。

さくら並木ネットワークはそんな厳しい自然条件と戦っておりますから、必ず各浜の皆様のご期待に絶対に応えられるとは断言できない面はあります。しかしさくら並木ネットワークは牡鹿半島の皆様が大好きですし、ささやかですが当会の桜で将来の楽しみを持っていただきたいと考えておりますので最大限の努力はいたします。